本日のテーマは副業をする時間の作り方とその考え方の話です。
【前段】
日々サラリーマンしながら、別の仕事の活動をしていると、私の活動を知ってくれている周りの人からはよく、
「よくそんな時間作れるね!」
「上司から仕事いっぱい与えられて、周りも残業しているのに、どうやって早く帰宅しているの!!?どうやって有休取ってるの!!?」
と聞かれることが多々あります。
皆さん、私が”どのように上司を説得しているのか?”というやり方(言い方)に注目しているみたいですが、
答えは至ってシンプルです。
【やり方<あり方(考え方)】
前段の答えですが、私は
「今日は用事があるので早く帰ります」
「用事があるので有休取ります」
と言っているだけです。
ただ言っているだけです。
私は本質的な部分は”やり方(言い方)”ではなく”あり方(考え方)”だと常日頃思っています。
早く帰宅して、別の仕事をする!!と決めているから、サラリーマン業務を以下に効率よく、最大のアウトプットを出せるか考えを巡らせながら仕事をしますし、
決めているから後は”早く帰ります”と言うだけです。
ただ上記だけ読むと、
「周りの目があるのに、そんな簡単に言えないよ…」
とおっしゃる方が多数だと思います。
わかります!
私の場合、極端で、昔は周りの目が気になって、お手洗いやコピーしにコピー機に向かうのも
「あいつまた、サボりに行くんじゃないのか?」
と思われると、内心いつもモヤモヤしながら離席していたのを今でも覚えています。
ただ思いつめすぎて、うつ病になって回復して今思うことは
”他人の目気にして、他人の人生生きていて楽しいのか?”
”一度きりの人生、自分の人生を目一杯歩んで生きていってなんぼ!”
だなと。
あなたは他人の目ばかり気にして生きていたいですか?
もちろん、私はサラリーマンの仕事はきっちりこなしていますし、他の人が出せない成果物を出すように意識して仕事をしています。
その上で残業しないと周りに迷惑をかけてしまうときは、残業もこなしています。
やることやった上でもし残業をピンポイントで断り、クビになるような会社なら今すぐやめたほうが良いと思います。
【家族の時間も大切】
ここまでは会社の忙しさに触れて記載してきましたが、ここからは家族の時間について。
もしこの記事を読まれている方がご結婚されていて、お子さんもおられる環境ならなおのこと。
「早く帰宅しても、夜は子供のお世話がある💦休日も家族サービスがあるから時間がない」
と嘆いておられるかもしれません。
ここに関しては大前提、その方が大切にしていること(=ここでは家族との時間)を全て犠牲にして副業に身を投じなさい。
というつもりは毛頭ありません。
ただ、何かを得ようとするとその分の対価は必ず必要になってきます。
短期間で大きく稼ぎたいと思われている方はそれなりの対価(=副業に身を投じる時間や経費)が必要になってくることは確かです。
【人生のまさか。私自身の経験を踏まえて”家族の時間”で思うこと】
私は将来の成功を信じて物販で成功して、その後NWBの世界に身を投じました。
来る日も来る日も仕事、仕事、仕事…
家族の時間をかなり犠牲にしてきました。
将来の家族の時間と経済のため。と理由をつけてね。
ただNWB活動中に、第二子が生まれることになって第一子の出産がうまくいったこともあり、第二子の出産時も正直なところそれほどリスクを感じてはいませんでした。
第二子出産当日、赤ちゃんの顔の向きが悪く、緊急で帝王切開をすることになりました。
夜通しの陣痛対応で寝ていなかった私は少し気を緩めて手術室の前で眠ってしまいました。
”AED!!AED持ってこい!!”
”救急車呼んで!!”
怒号でハッとして目を覚ますと帝王切開後、妻の出血が止まらず手術室はさながらドラマのイチ場面のような状態に。
私は祈るようにその状況をただ見ているしかなく
妻はお腹を開いたままストレッチャーに乗せられ大きな病院へ緊急搬送。
私は祈る中で、走馬灯のようにただただ、ここ数年仕事に明け暮れていた自分自身を呪いました。
『どうしてもっと家族のために時間を使ってこなかったのか』
『このまま妻が返ってこなければ、なんのために人生を過ごしていけばいいのか』
妻は一命を取り留め無事でしたが、私の中にはもう副業をしていこうとする思いは消え去っていました。
里帰り出産ということもあり、私は一人で過ごし毎日ただ会社へ出社して帰ってきてyoutubeを見て、またそれを繰り返す日々を3か月ほど過ごしました。
そんなある日、ふと
『あれ?僕が一人腐っていても世の中は勝手に回っていってるな』
『あれ?腐ってる時間もだけど、今までの生活の中でももっともっと家族と向き合って気持ちを込めて過ごしていただろうか』
『今まで仕事も家族も遊びも、本当に本気で向き合って全力でやっていただろうか』
と自分自身に問いかけるタイミングがやってきました。
その時何かかがカチッと音を立ててはまる感覚があり、
そこから家族の事も仕事の事も新たなスタートがきれた新鮮な気持ちを未だに覚えています。
今では仕事も家族の事にも全力で忙しいですが充実した日々を過ごしていますし、
昔よりも家族の仲がとても良くなったように思えます。
この経験から私が今思うことは、ここまで壮絶な体験はしない方がいいですが、
要は自分の気持ち、考え方次第で人生いかようにでもなるなと思いました。
時間の作り方もその内の一つですね🌱
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